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何かが始まる瞬間に立ち会えることって、ありそうで、実はあまりないことだと思います。

eXeなんかは私が全然知らないずっと昔に始まったグループで、あとから参加した者には立ち上げ時の新鮮さや楽しかった思い出は永遠に共有できなかったりします。

私が今でもセカンドライフに懐かしさを感じて、当時知り合った人たちと今でも会いたいと思うのは、セカンドライフという空間の中で、それまで存在しなかった日本人街がわらわらと現れる瞬間に立ち会った体験を、みんなと共有した感覚があるからなんですよね。

そういう意味で、やはり、何かが始まる瞬間というのは、長い人生の中でそう何度も体験できるものではない、貴重なものだと思います。

今やってるWordCamp名古屋も、たまたま開いた勉強会の時に、その場にいた人たちでわ〜っと盛り上がった、その瞬間に立ち会えたのがうれしくて、そのまま続けてやっているわけですが、
昨日、私はもしかしたら、また新しい「何か」が始まる現場に居合わせちゃったかもしれません。

「名古屋サイト改善研究会」通称NSKK…え〜日本語読みしただけじゃん…という、分かりやすいのか分かりにくいのか分からない、あんまり普通なので何度見ても覚えられない名称のグループが、名古屋の新栄でひっそりと誕生しました。

ざっくり言うと、アクセス解析やSEO、リスティング広告などの情報交換をするとともに、それらの存在と、意味と、効果を世の中に知らしめていこうという、啓蒙活動をするグループ。…ってことでいいのかな。

なにせまだ生まれてほやほやなので、実際にどういう方向に進むかは、しばらくやってみないと固まらないかもしれませんが、ちょっとこれは新しい。マジ、新しい。少なくとも名古屋エリアでこの動きは絶対新しい。

この会のことはまだ私自身も理解できてない部分が多くて、しっかり説明しきれませんが、これから何度も話題にすると思いますので、どうぞよろしく。

そして、個人的には、最近のtwitterやFacebookなどのソーシャルメディアブームを見ながら、WEBはどうなっていくのかと漠然と思っていたけど、そのひとつのヒントが見えた気がする、昨日の会でした。

どういうことかと言うと、今までは、デザイナーとプログラマーがいたらWEBサイトはできると思っていたけど、実はそこにアクセス解析とSEOを担当する人が加わって運営していかないと、サイトはできても結果が出ない。ショップはできても商品は売れない。

アクセス解析とSEOの視点からサイトを見ると、今までとは全然違う見え方をしてくるし、その見え方を元に運営していくと、実際に結果が出る。

そのことにみんなが気づけばおのずから、サイト設計の思想が変わるし、ここへ来てようやく、インターネットが始まって以来ずっと続いていた、紙媒体のチラシやパンフレットをそのままWEBに移したのがホームページだ、みたいな考え方が駆逐されるのでしょう。

今もそういう旧態依然な考え方で仕事している人を何人も知っていますが、今後数年で化けの皮がはがれて、WEB業界で通用しなくなる…というかこれは、カッコイイデザインだから商品が売れるなんて本気で思ってるおめでたいデザイナーは早く通用しなくなってくれ、頼むから消えてくれという私の個人的願望なんですが…。

そういうわけで、私はこの秋、本気でSEOに取り組もうと決心しました。今回はまったく真剣。マジで儲ける。本気出す。e(^。^)g_ファイト!!

…っていう話じゃなかったような気がするけど、まあいっか。

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