facebookは、Twitterと同じ頃にアカウントを作ったので多分2008年頃からやってると思うんだけど、最近ようやくみんなが使い始めて、そっちでコメントや「いいね」をもらうことが増えたので、ちょっと楽しくなってきました。
Twitterも、最初の頃は知りあいがいなくて(いてもつぶやいていなかった)、「なんだこれ?」と思って放置してたわけですが、つまりこういうソーシャルなツールというのは、楽しい友達とつながってなんぼ、なものなのですね。
mixiも同じです。
誰ともつながりがなかったら、何やってんだか、わかんないでしょう。
インターネットの一般開放が1995年頃だとすると、それから15年が過ぎた今。
インターネットは、たくさんのWEBやブログが、ソーシャルネットワークでもってつながりあう仕組みに変わってきたのだろうと思っています。
人々が「ネットする」と言った場合に思い浮かべる状況が、従来の「WEBサイトを閲覧し・ブログで発信する」ことから、「ソーシャルなつながりを作り、その中で情報収集や発信をする」というふうに、変わってきている気がします。
すでに大学生の娘などはそういう感じで、常の居場所はmixiで、いろいろ調べたり読んだりするのがWEBサイトです。
WEBやブログとソーシャルサービスは二者択一ではなくて、共存共栄な関係で発展しつづけるとは思いますが、しかし主導権はソーシャルサービスに移るでしょう。
最初はWEBを閲覧するだけだったのが、ブログの登場で、個人でも手軽に発信できるようになったのが2000年代のはじめで、それはそれですごい革命的なことだったのですが、今、その次の波が来ていると思って間違いないと思います。
ただ、この15年間にがっつりネットを使い込んだ人は、今や、ソーシャルネットワークを駆使しまくってスピーディーな情報収集と発信をしているのに対して、この15年間、一切ネットを使っていない人もまだ数多くいるわけで(特に高齢者)。
私の同年代の女性は、携帯メールを駆使して自分たちのローカルなネットワークでは連絡しあいますが、ソーシャルなつながりまでは作りません。
それは、ツールの使い方云々以前に、自分の今いるエリア外で、見知らぬ人とつながりたい、広く世の中に発信したいという欲求自体がないからだと思います。
まあ、普通の中高年女性は、ビジネスをやってるのでもないかぎり、自分から発信したいことなど、ないのかもしれません。
私は、ビジネスをやってない頃から、何か発信したくてたまらず、その気持ちが高じてWEBサイトの作り方から学んでしまったクチなので、何も書かずに生きていかれる人生ってよく理解できませんが。私にしてみれば、そこに世界とつながれるツールがあって、しかも無料で使えるっていうのに、なぜ使おうとしないの?って感じで理解不能です。
それはさておき。
最近、Twitterやfacebookのセミナーをやったり本を書いたり情報商材を作ったりするヒトが増えていて、一過性とは言わないまでも、運営会社の都合でコロコロ仕様が変わるこういうサービスを、なんでわざわざ選んで仕事にするのかなーと思っていましたが、よく考えてみると、twitterにもfacebookにも、上記のような「まだ使ってない」層がたくさん残っていて潜在顧客化しているのかもしれません。
その人たちは、今はまだ、世界とつながるメリットや面白さに気づいていないかもしれないけど、もし彼らがその価値に気づいたら、この層の人は自力ではツールを使いこなせないので、セミナーや本に頼らざるを得ないでしょう。これからソーシャルネットワークの時代は間違いなく進みますので、この顧客層に向けたセミナーは需要が増す可能性があるわけですね。
今から始めて、こういう初心者層向けのコミュニティを作っておくと、次になにか新しいサービスができたときにも、みんなでごっそり移行すれば、最初からお友達作りをしなくても楽しめるので、息の長いコミュニティ形成を心がけるのも大切でしょう。
…なんて、偉そうにいろいろ書いてしまいましたが。
Twitterもfacebookも、すでに各地でたくさんの勉強会が開かれているし、基本的に使い方は簡単なので誰でも講師ができる(失礼!)ので、この就職難の時代には講師をはじめる人も増えるでしょうから、待っていればそのうち、あなたの町の公民館でも無料セミナーをやるようになると思いますよ。
(講師代は主催の市町村や商工会議所、なんとか振興財団など、各種団体が負担するでしょう)
twitterって何?facebookって何?って興味を持ったら、ちょっと話を聞いてみるといいと思います。
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