このNGKってなんなんだ?って話なんですが…
名古屋 合同 懇親会 の頭文字をとってNGK、だそうですw
名古屋にたくさーんある、オープンソースコミュニティの忘年会をまとめていっしょにやろう!という企画です。私は、WordPress関係で、WordCamp実行委員会の打ち上げ&WordBench名古屋という地域コミュニティのメンバーとして参加しました。
定員は90人。はるか遠くではなにやらライトニングトークをやっていますが、部屋の端にいると声はほとんど聞こえません(^^;
来てる人たちは全然知らない人ばかりですが、とりあえず自分のいるシマの周りには知りあいがいるので問題ありませんw
基本的にはIT分野で、さまざまなオープンソースのプログラムを書いたり、ドキュメントの翻訳をしたり、あるいは勉強会を開くなどコミュニティ活動をサポートしたりしている人の集まりです。
ジャンルは必ずしもWEB関係とは限らなくて、話を聞いても何のことやらちんぷんかんぷんというプロジェクトがほとんどで、ここに来ているとWEBというのがIT分野の中のほんの一角でしかないことを肌で感じられます。
WEB=ホームページ、という構図も今後変化するかもしれず、ホームページさえ作れればWEB制作業者としてやっていける時代はもう終わろうとしている気がしますが、どうなんでしょうね。
何事も、その分野の中を細かく知るだけでなく、その分野を含む「世界」がどう動こうとしているか、見ている必要があるのでしょう。
特にインターネットはできて間もないツール(あるいは世界)で、変化も早いし激しいので、目の前のお客さん、目の前の案件、目の前の利益も大事だけど、その向こうにある「明日の世界像」を常に見据えていないと方向を誤りそうです。
情報収集というのは、続けていないと意味がないと、昔、雑貨の輸入の仕事をしてる人から聞いたことがあります。海外の展示会に出かけて何を見るかというと、その時出てる商品はもちろん、商品の違いを見るのだそうです。おととしと去年、去年と今年で、何が変わっているかを、自分の目で見て、感じ取ることが、情報収集ということだと教わって目からウロコが落ちた気がしたものです。
同様に、ITとWEB関連でも、次々に生まれてくるプロジェクトやそれに対応する勉強会の動向をじっと見ることもきっと意義があるんだろうと思います。新しくてすごいものが出てきたときって、その周辺には自然と人が集まるし、熱気も帯びますからね。次はこれが流行る、これをやれば儲かると、いろんな情報を流す人は今後も増える一方でしょうが、他人の受け売りだけでなく、自分の肌感覚で判断するのも大切と思います。
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